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 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は13日、天候条件が整わず打ち上げが延期されていた世界最小クラスのロケットを、15日午前8時33分に鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所から打ち上げると発表した。地表の撮影などをする超小型衛星を軌道投入する予定。

 ロケットは全長約9・5メートルで重量約2・6トン。衛星打ち上げの主力のH2A(全長53メートル、重量289トン)や、先月打ち上げられた固体燃料ロケット「イプシロン」(同26メートル、同95トン)と比べると大幅に小さい。衛星を軌道に運ぶロケットとしては世界最小クラスという。

 世界的に需要が増す小型衛星を安価に打ち上げるロケットに必要な技術実証のために、JAXAがロケット専用ではない民生部品を活用するなどして開発した。打ち上げ費も含めた開発コストは5億円程度。シリーズ化の予定はないという。

 当初は11日に打ち上げが予定されていたが、延期になっていた。