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 新日鉄住金は13日、火災で停止中の大分製鉄所(大分市)の厚板生産ラインについて、操業再開が9月になりそうだと発表した。すでに大分以外の3製鉄所からの代替生産を進めており、国内他社に対しても生産を委託する。

 大分製鉄所は、船舶や橋に使われる厚板の主要製造拠点。西日本の造船会社を中心に製品を納め、火災前はほぼフル稼働だった。今回の火災で、厚板工場内の電気システムを管理する「主電気室」の大半が損傷したため、新たな装置を設置する工事などに8カ月程度かかる見通しだ。

 このため、君津(千葉県君津市)、鹿島(茨城県鹿嶋市)、名古屋(愛知県東海市)の各製鉄所から製品を融通する。他社からも製品を供給してもらう方針で、すでにJFEスチールや神戸製鋼所などへ協力を要請したとみられる。

 火災は5日未明に発生し、6日午後に鎮火。主電気室を中心に、圧延機を制御する設備やケーブルが焼けた。

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