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 運転手の人手不足に高齢化――。13日に千葉・幕張で開幕した東京オートサロンでは、そんなトラック業界のイメージを吹き飛ばし、若い人や女性の関心を呼ぼうとメーカー系が自ら手がける改造トラックが目についた。

 日野自動車は、爽やかなエメラルドグリーンとブルーを基調にしたコンセプトカーを2台出展。それぞれ「軽快さ」と「力強さ」をイメージしたという。黒一辺倒が多い内装色も、外装同様に明るいカラーで仕上げ、若い人を意識した作りにした。

 ホンダの純正用品を扱う「ホンダアクセス」(埼玉県新座市)は、見た目のかわいらしさと走りの楽しさを両立した軽トラックの改造車を出展した。ターゲットに想定したのは、農業に従事する若い世代。屋根を従来より15センチ下げ、ヘッドライトをまん丸の目玉のような形にし、愛らしい顔つきに仕立てた。内装にはカーボン調のメーターパネルを採用し、軽快感を強調した。

 従来の軽トラとは違い「かっとばせる車」にするため、タイヤの幅を広くし、ターボを付けて馬力を増やした。

 あくまで参考出展で、今のところ販売の予定はないというが、開発担当者は「若い人たちが仕事だけでなく、レジャーでも使えるような軽トラを目指した」と話した。(篠健一郎