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 自動車部品メーカー「タカタ」のエアバッグの欠陥問題で、米司法省は13日、タカタの元幹部3人を詐欺罪などで起訴したことを明らかにした。同省はまた、法人としてのタカタが刑事上の責任を認め、罰金や補償金など総額10億ドル(1150億円)を支払うことで合意したと発表した。

 タカタの米国拠点があるミシガン州の連邦大陪審は先月、タカタ元幹部3人を詐欺罪と共謀罪で起訴した。13日公開された起訴状によると、3人は2000~15年ごろ、同社のエアバッグに欠陥があることを知りながら、捏造(ねつぞう)した報告書を自動車メーカーに示し、製品を購入させたという。バーバラ・マックエイド連邦検察官は記者会見で、3人の身柄引き渡しを日本側に求める考えを明らかにした。

 司法省によると、法人としてのタカタは、自動車メーカーに虚偽の報告書を示してエアバッグを購入させた詐欺の罪を認めた。死亡事故が報告された後も正しい情報を公表しなかったという。同社への罰金は2500万ドル(約29億円)。二つの基金を作り、被害者への補償金として1億2500万ドル(約140億円)、自動車メーカーへの賠償金として8億5千万ドル(約980億円)を支払う。

 元幹部の刑事訴追は、安全を担…

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