【動画】約900人がエントリーしたローイングマシンの近畿大会=奥令撮影
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 ボート競技の動きを陸上で練習できる「ローイングマシン」の近畿大会が15日、大津市におの浜4丁目の県立体育館であった。全国から集まったボート選手や愛好家らが「漕(こ)ぎ」を競った。

 ローイングマシンは、足を固定して前後にスライドする座席に座り、座席の動きにあわせてオールに見立てた取っ手を引く。引く強さや速さ、回数などから進む距離を測る。大会は日本ボート協会主催、NPO法人瀬田漕艇(そうてい)倶楽部主管で、今年で29回目。一般男女、高校男女、マスターズ、アダプティブ(パラローイング)などに、約900人がエントリーした。

 参加者は15台ずつ並べられたローイングマシンに座り、合図に合わせて勢いよく取っ手を引いた。主な種目では2千メートルを漕ぐ時間を競い、観戦している人たちはモニターに映し出された順位を見ながら、「がんばれ」「ラスト200メートル」などと声援を送った。デンマークやアメリカからの招待選手も日本人選手と同じレースに出場し、多くの人が漕ぎ方などに見入っていた。

 強化選手や日本代表選手を選ぶ際に、今大会の記録も参考にするというアダプティブの種目(1千メートル)には、琵琶湖ローイングクラブの5人が参加。この日自己ベスト記録を5秒更新した主将の谷口佑樹さん(29)は「いつも通り取り組めたのがよかった。日々の積み重ねなので、今後もがんばりたい」と話した。(奥令)