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 「上野学園大学」などを運営する学校法人「上野学園」(東京都台東区)の役員報酬について、学園が設置した第三者委員会が「適切性を欠く」などと指摘する報告書をまとめ、17日、ホームページで公表された。

 役員報酬を巡っては、学園の教職員側から疑問の声があがり、2016年10月から第三者委員会が調査をしていた。第三者委員会は、石橋慶晴(よしはる)前理事長(49)が07年から16年まで受け取っていた理事報酬について、当時学園は経営状況が厳しく教職員の給与水準が抑えられている中、高額で適切ではなかったとした。学園長の石橋裕(ひろ)氏(87)の報酬も、内規を順守しておらず「合理性に疑義があった」と指摘した。

 学園によると、報告書を受けて慶晴氏は短期大学学長と理事、評議員のすべてを辞任。不適切とされた報酬分は今後、返還も求める方針だという。