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 谷川浩司会長(54)らの辞任が承認されたことを受け、2月に開かれる日本将棋連盟の理事選挙に、元名人の佐藤康光九段(47)が立候補する意思を固めたことが19日、わかった。当選すれば、谷川会長の有力な後任候補になるとみられる。佐藤九段は朝日新聞の取材に対し、「理事選への立候補を前向きに考えている」と話した。

 佐藤九段は羽生善治三冠(46)と同世代。永世棋聖を名乗る資格を持ち、竜王や棋王、王将のタイトル獲得経験がある。名人挑戦権を争うA級順位戦に在籍している。2011年、普及活動を担う棋士会の会長に就任した。谷川会長は18日の会見で、自身の後任について「実績そして知名度がある方がふさわしい」と発言している。

 将棋ソフトによる不正疑惑を巡って起きた騒動の責任をとった谷川会長と島朗(あきら)常務理事(53)は、19日の臨時の理事会で辞任が承認された。2月6日に開かれる臨時の棋士総会で新しい理事2人が決まり、その2人を含めた理事会での理事の互選で新会長が決まる。一方、棋士の間には、他の理事らの辞任も求める声がある。(村瀬信也

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