[PR]

 来月開幕する札幌冬季アジア大会の組織委員会は、選手・役員が宿泊する「アパホテル&リゾート札幌」(札幌市南区)に対して「政治、文化などによる差別、偏見のないよう協力を」と口頭で伝えたことを19日、明らかにした。同ホテルを含むアパグループ(東京)が運営するホテルには南京事件について否定的な書籍が客室に置かれており、中国から批判を受けている。

 同ホテルは来月12日から選手・役員専用となる。組織委担当者は「(12日以降は)客室に何を置き、何を片付けるかはこちらで決められる。中国に限らず、各国の選手に不快感を与えるものは置かない。書籍については、実際に客室をチェックしてから判断する」と話している。中国側から書籍撤去の要請はないという。アパホテル側は19日夜の取材に「担当者が不在で回答できない」としている。