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 新幹線と在来線を直通できる新車両「フリーゲージトレイン(FGT)」の国の開発計画が難航している。建設中の長崎新幹線のほか、誘致をめざす各地にも影響を与えそうだ。

 九州新幹線の新八代駅に昨年12月、金と赤の流線形の試験車両が姿を見せた。2022年度に開業する予定の長崎新幹線に、国が導入を計画するFGTの走行試験だ。約2年ぶりに再開された。

 FGTは、車輪の幅を伸縮させて、在来線(線路幅1067ミリ)と新幹線(同1435ミリ)を行き来できる軌間可変電車。国は新たな新幹線の建設費を抑えながら、列島の隅々まで新幹線の時短効果を広げられるとうたい、早期の実用化をめざした。

 鉄道総合技術研究所(JR総研)などが国の委託で1997年に本格開発に乗り出し、1代目の試験車両は98年に完成。01年には、FGTの導入推進議員連盟が旗揚げされ、ともに運輸相経験者の江藤隆美氏(故人)が会長、二階俊博氏(現自民党幹事長)が幹事長に就任して、開発を後押しした。

 ところが、量産を見据え、14年にようやくできた3代目は、60万キロを走る耐久走行試験を始めて約1カ月後、3・3万キロを走ったところで、技術の根幹となる車軸や軸受けに摩耗や欠損が見つかり、試験は中断された。議連の活動も下火になった。

 FGT開発で国の技術評価委員…

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