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 4、5月のフランス大統領選に向けた与党・社会党など左派の予備選が22日にあり、ブノワ・アモン元国民教育相(49)とマニュエル・バルス前首相(54)が29日の決選投票に進む見通しになった。オランド政権への逆風は強く、得票率は党内から批判を重ねた造反組のアモン氏が先行した。

 予備選は7候補で争った。選挙管理委員会の暫定集計によると、アモン氏の得票率は36・4%。バルス氏が31・1%で続いた。モントブール元経済相(得票率17・5%)は敗戦を認め、反オランド路線で一致するアモン氏支持を表明した。

 4月下旬に第1回投票がある仏大統領選は、最大野党・共和党のフィヨン元首相と右翼・国民戦線(FN)のルペン党首が支持率首位を争う。経済のもたつきや失業率の改善の遅れもあって社会党は苦戦を強いられている。この日の予備選への参加も、共和党の予備選の半分以下にとどまった模様だ。(パリ=青田秀樹)