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SDGs(Sustainable Development Goals)

 地球環境や経済活動、人々の暮らしなどを持続可能とするために、すべての国連加盟国が2030年までに取り組む行動計画。15年の国連総会で全会一致で採択された。

 「誰も置き去りにしない(leaving no one left behind)」を共通の理念に、平等な教育、気候変動への対策など17分野からなる。「各国の所得下位40%の人々に国内平均より高い所得の伸びを実現」といった具体的な目標は、169項目に及ぶ。

 国連は01年にも、貧困の削減などを目指す開発指針「ミレニアム開発目標」(MDGs)を策定。乳幼児死亡率の削減など、発展途上国が抱える問題を挙げ、解決策を探った。だが、その内容は先進国が決めており、途上国からは反発もあった。進展には地域の偏りなどの「見落とし」があったとも指摘された。

 その後継として策定されたSDGsは、目標作りから途上国が参画。グローバル化した世界では途上国への開発支援だけでは問題が解決しないとの認識のもと、先進国が国内で取り組む課題を新たに盛り込んだ。ジェンダー平等の達成や、国内の不平等を減らすこと、効果的で責任ある包摂的な制度を構築すること、安全で働きがいのある仕事の提供など、日本も取り組むべき課題が入っている。

 日本政府は昨年5月、安倍晋三首相を本部長とする「SDGs推進本部」を発足。企業やNGO、有識者を招いた「円卓会議」の意見を集約した上で、昨年末に、実施計画を発表した。

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