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 世界柔道選手権の2003年100キロ超級と07年無差別級を制した棟田康幸さん(35)=警視庁=が現役を引退する。同庁が24日発表した。棟田さんは「長い間、温かいご声援を頂いた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。今後は恩返しのつもりで後進の育成に全力を尽くします」とのコメントを出した。同庁で引き続き、柔道の指導に当たる。

 棟田さんは松山市出身。17歳でグランドスラム東京(当時の嘉納治五郎杯)で優勝して明大に進学。03年に警視庁に入った。全日本選手権には歴代最多の15回出場したが準優勝3回で優勝はなく、五輪出場も果たせなかった。

 身長172センチと小柄ながら担ぎ技、足技、返し技などを武器に、日本重量級の中心選手として活躍した。

 現在、警視庁第1機動隊の警部補。同庁の強化選手にあたる「対外試合選手」として活躍したが、本人の意向も踏まえて今月12日に招集された対外試合選手には選ばれなかった。最後の対外試合は昨年10月、全国警察柔道大会の団体戦だった。

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