[PR]

■「でんしゃのニガオエ屋」代表:山下順さん(35)

 電車の顔をした枠の中に似顔絵を描く催しを各地で開く。山下さんが描く枠は新幹線から路面電車まで260種類。開催地ごとに地元の似顔絵師と組み、運転士や車掌などお客が希望する姿を描いてもらう。料金は1人2千円前後。「子どもの憧れを形にしたい」

 南海高野線堺東駅(堺市)の近くで育った。4、5歳の頃、駅で南海の「ズームカー」を見た。平地を高速で走り、山岳を力強く上る車両。うなるモーター音に「電車も生きてるんや」と興奮した。小学校に進むころ、両親が離婚し、父と埼玉県へ。家族で乗った南海の電車が恋しく、家の中に難波駅の模型をつくり、列車を走らせた。

 中学2年のとき、南海貴志川線(今の和歌山電鉄)の木造車両が廃車になると知り、車庫がある和歌山市の伊太祈曽(いだきそ)駅へ見に行った。「乗客や風景は変わるのに、電車は変わらず走ってきたんやな」。関西に帰りたいと思いながら、関西の電車の絵を描き続けた。

 高校を卒業し、京都の芸術大へ…

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員限定記事こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

有料会員に登録すると全ての記事が読み放題です。

初月無料につき月初のお申し込みがお得

980円で月300本まで読めるシンプルコースはこちら

関連ニュース