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 本州最南端、潮岬が近い和歌山県の串本漁港を訪ねると、全長1メートルほどの魚を開いて竹串で凧(たこ)のように広げたものが、洗濯物のように風に揺れていた。皮はヘビのように毒々しい。

 獰猛(どうもう)さから海のギャングと称されるウツボである。串本町や隣のすさみ町では、母乳がよく出るようにと昔から産後の女性が食べたという。

 堀源一郎さん(74)は漁師の家に生まれた。長年、サバやアジ、ガシラ(カサゴ)を網でとってきたが、30年ほど前からは、「あがが(自分が)食べる分をとろう」とウツボ漁もはじめた。

 ウツボが活発に動く夏、長さ1メートル、直径20センチの、円筒形のわなを、水深0・5メートルから100メートルの磯に沈める。鋭い歯で何でも食べるから餌はどんな魚でもよい。

 かかったウツボは、漁港のコン…

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