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 世界初の月面探査レースを開催する米国のXプライズ財団は24日、参加チームを5チームに絞り込んだと発表した。日本から唯一参加する民間チーム「HAKUTO(ハクト)」も含まれ、年末の打ち上げに向けて準備を続けている。

 レースは、米グーグルがスポンサー。2017年中にロケットを打ち上げて探査車を月面に送り込み、500メートル以上移動させて撮った映像を地球に送ることがミッション。一番早く達成したチームに賞金2千万ドル(約23億円)が贈られる。

 これまで、米国や欧州などの計16チームが準備を進めてきた。だが、昨年末までにロケットを打ち上げる機関と契約を結ぶという条件をクリアできなかった11チームが脱落した。残ったのは日本、米国、インド、イスラエル、国際チームの五つとなっている。

 これまでは17年中のミッション達成が必要だったが、同年中に打ち上げればよいとするルール変更もされた。ハクトの探査車はインドチームの宇宙船に相乗りし、12月28日に打ち上げられる予定だ。袴田武史代表は「あと1年、全力でレースの優勝を目指す」としている。(山崎啓介)