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 トランプ米大統領は27日、テロ容疑者に対する水責めなどの拷問に関し、導入に反対するマティス国防長官の意見を優先する考えを示した。訪米中のメイ英首相との共同記者会見で語った。

 トランプ氏はマティス氏が拷問の有用性を信じていないとし、「必ずしも同意はしない」としたが、「彼の考えが(自分より)優先される。私が権限を与えている。彼が専門家で、大いに敬意を払われる」と語った。

 トランプ氏は25日の米テレビのインタビューで、水責めを「絶対に機能すると思う」と指摘。過激派組織「イスラム国」(IS)がキリスト教徒を斬首しているとし、「中世以来、聞いたことがないことをしている時、火には火で対抗しなければならない」としたうえで、導入の際にはマティス氏らの意見を聞くとしていた。

 水責めなどは過酷な尋問だとし、オバマ前政権が全面的に禁止している。(ワシントン=杉山正)