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 パキスタン出身のノーベル平和賞受賞者で、英国在住のマララ・ユスフザイさん(19)は27日、「胸が張り裂ける」との声明を発表し、トランプ米大統領の大統領令による難民への対応を強く批判した。

 自身の財団を通じてシリア難民支援などを続けるマララさんは「暴力や戦争から逃れる子ども、母親、父親たちに対してきょう、トランプ大統領が(入国の)扉を閉じようとしていることに胸が張り裂ける」とし、「米国は、難民や移民を迎え入れてきたその偉大な歴史に背を向けようとしている」と指摘した。

 特にシリア難民の入国を制限する対応について「シリア難民の子どもたちは、自分たちに全く落ち度のない内戦で6年間も苦しんだ末、差別されようとしている」と懸念を表明。トランプ氏に対し「世界で最も無防備な子どもや家族たちに背を向けないよう求める」と呼びかけた。(ロンドン=石合力