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 堺市堺区の自宅で男児(当時3)を死なせたとして、傷害致死罪などに問われた養父の常峰渉(つねみねわたる)被告(33)の裁判員裁判の判決が3日、大阪地裁堺支部であった。武田義徳裁判長は「ストレスのはけ口として虐待をエスカレートさせ、危険で残酷な行為は厳しい非難に値する」と述べ、懲役9年(求刑懲役13年)を言い渡した。

 判決によると、常峰被告は2015年6月14~15日、男児の母親で妻の美香被告(23)=傷害致死罪などで起訴=と共謀し、自宅の浴槽に男児の頭を沈めるなどの暴行を加え、心肺停止の状態に陥らせ、同月18日に死亡させた。また、男児にやけどを負わせたり、外から施錠して粘着テープを貼った風呂場に閉じ込めたりしたとして、傷害や監禁の罪も認定した。