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 暴力団員に捜査情報を漏らしたとして、広島県警は3日、警察署の留置担当の男性警部補(51)を地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで書類送検し、減給100分の10(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。警部補は同日付で退職。警察署名については明らかにしていない。

 監察官室によると、警部補は2014年7~8月に私用の携帯電話で、留置場にいる複数の組員の処分について「本日なにもなしで釈放となります」「明日、出る(釈放される)よ。メールはすぐに消去しましょう」などというメッセージを知り合いの40代の暴力団員に送った疑いがある。

 警部補はこの暴力団員について「組関係者に影響力があり、ほかの留置者が無用なトラブルを起こさなくなる」と説明したという。監察官室は、警部補と暴力団員との間に金銭のやり取りは確認できなかったとしている。松田浩・首席監察官は「心よりおわび申し上げます」とするコメントを出した。