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 紫式部が源氏物語を書いた邸宅跡とされる廬山寺(ろざんじ、上京区)で3日、節分行事の「追儺式鬼法楽(ついなしきおにほうらく)」があった。

 太鼓とほら貝が境内に鳴り響くと、赤鬼、青鬼、黒鬼が独特の足拍子で踊りながら登場。3匹はそれぞれ、貪欲(どんよく)(赤)、怒り(青)、愚痴(黒)の3毒といわれる人間の煩悩を表している。追儺師が東西南北と中央の5方向に邪気払いの矢を放つと、鬼たちはよろけながら退散した。

 大正時代から続く、京都の冬の風物詩。境内は、詰めかけた人たちで身動きができないほど混み合った。(佐藤慈子)