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■今も続く梅岩の心学明誠舎

 1785(天明5)年に創設され、今も続いている私塾が大阪にある。「心学(しんがく)明誠舎(めいせいしゃ)」だ。

 正直、勤勉、倹約の商業倫理を説いた「石門(せきもん)心学」を唱えた京都の思想家・石田梅岩(ばいがん)(1685~1744)の死後、この心学を学ぶ場として大坂の町人たちが心学明誠舎をつくった。

 江戸末期から明治初期にかけては、船場に学舎があった。大火や明治維新の混乱、戦災をくぐり抜けた私塾の教えは、船場の商人たちにも影響を及ぼしたという。

 創設から230年余り。現在の理事長は「関西・大阪21世紀協会」の理事長でもある堀井良殷(よしたね)さん(80)が務め、事務局は留学生の就職・進学を支援する「エール学園」(大阪市浪速区)に置かれている。

 昨年11月、心学明誠舎による「石門心学講演会」が大阪市で開かれた。講師は米国人のポール・ワットさん(70)。早稲田大留学センター教授で、日本宗教史が専門という。

 「授業では、梅岩を必ず取り上げます」。企業経営者ら約80人を前に「私と石田梅岩」としたテーマで語ったワットさんはこうも言った。「梅岩は『人の人たる道』を追求しました」

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