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 JR東日本が山手線・京浜東北線の品川―田町駅間に「品川新駅」(仮称、東京都港区)をつくり、周辺の土地を再開発する計画の起工式が10日、行われた。新駅は山手線では1971年の西日暮里駅、京浜東北線では2000年のさいたま新都心駅以来。20年春に開業する予定だ。

 起工式には、JR東の冨田哲郎社長ら約70人が出席。土地にくわを入れ、玉串をささげ、安全を祈願した。

 計画では、JR品川車両基地跡地の約13ヘクタールを約5千億円かけて再開発する。山手線と京浜東北線の線路を東側に最大約120メートルずらし、高層ビル7棟を建てる。大半はオフィスで、ホテルや商業施設もある。羽田空港との接続の良さをいかし、世界中から人が集まる「国際交流都市」を目指す。

 新駅はその中核施設という位置づけで、新国立競技場を設計した建築家の隈研吾氏がデザイン。高さは約30メートルあり、1階がホーム、2階が改札、街への出入り口、イベントスペース、2、3階に店舗が入る。折り紙を模した大屋根(約110メートル×35メートル)が特徴だ。新駅建設の事業費は今後詰める。(石山英明)