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 米議会上院は10日、共和党のトム・プライス下院議員(62)を厚生長官とする人事案を賛成52票、反対47票で承認した。プライス氏は、オバマ前政権の目玉政策だった「医療保険制度改革(オバマケア)」の反対派の急先鋒(きゅうせんぽう)。トランプ政権の主要閣僚候補15人のうち、承認されたのはプライス氏でようやく7人目で、過去の政権と比べ承認手続きが遅れている。

 プライス氏は下院予算委員長を務め、整形外科医として約20年の経験がある。トランプ氏はオバマケアの撤廃に向けた大統領令に署名しており、プライス氏は代替案作りなどを手がける。

 閣僚人事では、ウィルバー・ロス氏が指名された通商政策の司令塔となる次期商務長官など、半分以上のポストが空席となっている。財務長官に指名された元ゴールドマン・サックス幹部のスティーブン・ムニューチン氏の承認は、13日になる見通し。(ワシントン=五十嵐大介

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