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 熊本地震でほとんどの社殿が損壊した阿蘇神社(阿蘇治隆宮司)に13日、神社ゆかりの宝刀にちなんだ「蛍丸サイダー」の販売で集まった1100万円が贈られた。商品を開発した「阿蘇・岡本」(阿蘇市)の岡本宗徳(むねなる)社長(56)が寄付した。

 阿蘇の湧水(ゆうすい)を使ったサイダーは本震から約1カ月後に発売。「阿蘇神社復興プロジェクト」と銘打ち、1本につき100円を阿蘇神社の再建に寄付することにして売り出した。阿蘇神社が今月から、寄付した個人や法人が税制面の優遇を受けられる指定寄付金制度の対象となったのを機に、1月末までに売れた11万本分を寄付することにした。

 阿蘇神社では寄付を募りながら、国の補助を受けない拝殿や斎館の再建・復旧を進める。今回の寄付について「大変ありがたい。復旧への大きな助けになる」と話している。「阿蘇神社を応援しようという声が全国から届き、多くの注文をもらった」と岡本社長。プロジェクトとサイダーの販売を今後も続けていく。注文は会社のホームページで受け付け中。問い合わせは岡本酒店(0967・32・0035)。(後藤たづ子)