[PR]

 中国・新疆ウイグル自治区公安庁や新疆通信管理局が、インターネット上における最近の取り締まり事例を公表した。偽ニュースを流すことや、過激な宗教思想につながる画像を持っているだけでも違法行為と指定。民族分裂をあおる情報の統制強化を図っている。

 政府系ニュースサイト「天山網」によると、関係当局は最近発生した7事例を紹介。クチャ県のウイグル族男性(21)は昨年12月、「ブルカを着る女性」「ジハード」などのタイトルで保存していた画像データ6点が過激な宗教宣伝にあたるとされ、刑事拘留された。

 カザフスタンと国境を接する阿拉山口では1月、漢族の女性(30)が中国版LINE「微信」を使い、友人向けに「検査所を馬が取り囲み、暴徒1人が銃殺された。外出には気をつけて」と発信。これが偽のテロ事件ニュース流布にあたるとして、15日間の拘留を科されたという。

 当局は「危険な文章や写真は直ちに削除しなければならない。廃棄できなければ届け出よ」と指示。中国版ツイッター「微博(ウェイボー)」では「過激派は徹底的に取り締まるべきだ」と賛同がある一方、「別の地区では合法では?」との声もあった。(上海=冨名腰隆)

こんなニュースも