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 ソフトバンクグループは15日、米投資ファンドのフォートレス・インベストメント・グループを、33億ドル(約3752億円)で買収すると発表した。フォートレスは、機関投資家や個人から701億ドル(7兆9583億円)を預かる世界有数の投資ファンドで、顧客管理や資産運用のノウハウを学ぶねらいがある。

 ソフトバンクの孫正義社長は昨年12月、米大統領就任前のトランプ氏との会談で、米国内で500億ドルを投資し、5万人を雇用すると約束した。12月に人工衛星ベンチャーのワンウェブへ10億ドルの出資を決めたのに続く大型投資で、携帯子会社のスプリントなどで8千人の雇用を増やしたことも明らかにしている。

 買収は7~12月の間に終える予定。他社と共同で出資する計画で、今後33億ドルの一部を出してくれる企業を探す。フォートレスの経営陣は変わらず、今後も独立して経営するという。ソフトバンクは最大10兆円規模の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」の設立を準備している。(上栗崇)