[PR]

 政府は15日、感染症研究拠点の形成に関する検討委員会を開き、危険度の最も高い病原体を扱う実験施設(BSL4)を長崎大に新たに設置し、その安全対策を国の監視委員会がチェックする方針を了承した。

 検討委は、エボラ出血熱などの危険度が高い病原体を念頭に、感染拡大を防ぐため国内の検査、研究体制の強化が必要との現状認識を確認。BSL4施設を、診断と治療にのみ使用が認められている国立感染症研究所村山庁舎(東京都武蔵村山市)と長崎大の2カ所体制にすることにした。

 長崎大へのBSL4設置については昨年11月、長崎県、市、長崎大が受け入れる方針で合意したが、地元では安全対策などに不安の声が根強い。検討委では、安全対策をする国の監視委員会の設置に向けた調整が進んでいることも報告された。(竹石涼子)