[PR]

 トランプ米大統領は15日、フリン前大統領補佐官の辞任について「『偽メディア』に不公平に扱われた」と、メディア批判を展開した。辞任のきっかけとなったフリン氏の疑惑を巡り「情報機関から文書が漏洩(ろうえい)しており、これは犯罪行為だ」とも述べ、米情報機関も非難した。

 イスラエルのネタニヤフ首相との共同記者会見で語った。トランプ氏はフリン氏を「すばらしい人物だ」と改めて評価。一方で、ホワイトハウスのスパイサー報道官は14日、トランプ氏が「フリン氏が虚偽報告をしたため信頼が損なわれた」として更迭を決めたと語っており、政権内の説明に矛盾が生じている。

 トランプ氏は自身のツイッターでも、自陣営が選挙中にロシア政府と接触したと米メディアが報道していることについて、「ばかげている」と書き込み、選挙戦を争った民主党候補のクリントン陣営側の関与を示唆。さらに「情報機関は経営不振のニューヨーク・タイムズとワシントン・ポストに違法に情報を渡していおり、まるでロシアのようだ」と記し、国家安全保障局(NSA)と連邦捜査局(FBI)を名指しで批判した。(ワシントン=峯村健司)