【動画】アスクルの倉庫で火災=川島善昭撮影
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 16日午前9時15分ごろ、埼玉県三芳町上富の通販会社「アスクル」の物流倉庫「ASKUL Logi PARK 首都圏」の男性従業員から、「倉庫内の段ボールが燃えている」と119番通報があった。

 県警東入間署や消防によると、鉄骨3階建ての倉庫付近で出火し、延べ床面積約7万平方メートルのうち約1万5千平方メートルが焼けた。消防車など約50台が出動。消火作業をしているが、午後8時現在、鎮火していない。この火事で、46歳と36歳の男性従業員2人が煙を吸ってやけどを負った。

 同社によると、出火当時、倉庫内では400~500人が勤務し、倉庫には法人や個人向けのパソコンや文房具、お茶、水、洗剤など約7万種類の商品が保管されていたという。この倉庫は2013年7月に物流拡大を目指して稼働開始。24時間稼働しており、首都圏全体をカバーしているという。

 倉庫の北側には農地や雑木林がある。火災現場から北へ約400メートル離れた三芳町立上富小学校では午前11時半ごろ、火事の煙と臭気で一部の授業に支障が出たが、児童らの健康被害はなかったという。

 同校によると、3~4時間目の授業中で、1年生7~8人が校庭で昔遊びの竹馬をしていたが、火事の煙が流れてきてせき込む子どももいたため校舎内に避難した。

 朝9時すぎから畑で作業していた農家の男性は「倉庫の北側から出ていた白い煙がだんだん黒くなり、炎も見えた」と話した。(小笠原一樹、斯波祥)