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 人気の美容医療機器の使用済み部品が違法に転売されていた問題に絡み、売買を仲介した大阪市の医療機器販売会社を厚生労働省が立ち入り調査していることがわかった。医師の免許を無断で使うなどして別の様々な美容医療機器を不正に輸入していた疑いだ。免許を使われた医師は怒りをあらわにする一方で、厚労省のチェックが不十分だった実態も浮かんでいる。

 「こんな印鑑は持っていないし、この医療機器を輸入した覚えもない」

 東京都内の医師は、記者が入手した未承認の美容医療機器の輸入許可証の写しを見せると、顔をこわばらせた。書類には医師の印鑑が押され、医師名義で昨年に厚労省の出先機関である近畿厚生局から輸入の許可が出ている。

 医師は、未承認の美容医療機器を個人輸入するため、輸入手続きの代行業務を大阪市の販売会社に依頼し、医師免許の写しも渡していた。販売会社は、この医師免許を無断で使用して、厚生局に別の美容医療機器の輸入を申請したとみられる。同社の関係者によると、医師名の印鑑を購入して勝手に押印していたという。

 販売会社の事務所は、大阪市役…

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