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 政府の成長戦略をつくる「未来投資会議」(議長・安倍晋三首相)は16日、運転手が不要な自動運転車の一部を2020年度に実現するための実行計画をまとめた。自動運転の開発競争は国際的に激しくなっていて、政府は実証実験を急ぐことで世界で優位に立ちたい考えだ。

 計画の柱は二つ。一つは高速道路でのトラックの隊列走行だ。先頭車両だけドライバーが運転し、無人の後続車が自動走行で追走する。物流業界の運転手不足を解消する狙いがある。新東名高速道路で18年1月にすべての車両に人が乗った実証実験をスタートさせ、19年1月から後続車を無人に切り替える。22年度以降に東京―大阪間での商業化をめざす。

 もう一つは、電車やバス路線が廃止された過疎地などでの移動支援。管制センターを設け、無人の車を遠隔操作し、住民が買い物や通院などに活用できるようにする。17年度から沖縄県などモデルとなる全国10カ所以上で実証実験を展開する。ニーズや課題などを検証しながら20年度の実現につなげる。

 安倍首相は15年11月、東京…

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