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 北朝鮮は16日、金正日(キムジョンイル)総書記の生誕75周年を迎えたが、金総書記の長男、金正男(キムジョンナム)氏の殺害事件について沈黙を守っている。韓国政府はマレーシア当局による捜査発表を待つ構えだが、北朝鮮の犯行と判断できるだけの根拠が示されるか不安視する声も上がっている。

 金正恩(キムジョンウン)委員長は16日午前0時、金総書記らの遺体が安置されている錦繡山(クムスサン)太陽宮殿を訪問。同日付の労働新聞(電子版)は社説で「団結と指導の唯一の中心は敬愛する最高指導者(正恩氏)だ」と強調し、国民に団結を訴えた。

 韓国の情報機関・国家情報院は15日の国会で、犯行は正恩氏の指示によるものとの分析結果を報告した。ただ、韓国政府関係者は「わかっているのは、被害者が金正男氏で、死因が毒殺だということだけ」と言う。「今の状況なら、北はいつでも謀略、捏造(ねつぞう)だと主張できる」と指摘する。

 北朝鮮はマレーシア政府に対し…

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