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 熊本地震本震から10カ月を迎えた16日、朝日新聞社ヘリで上空から、熊本県の被災地をみた。

 南阿蘇村の阿蘇大橋崩落現場は、遠隔制御の重機が、土砂を掘り進め、車両が通行できるよう整地していた。

 最大震度7が2度にわたって襲い、多くの家屋が倒壊した益城町の住宅街。倒壊家屋の撤去も進み、整地された土地が目立つようになった。

 熊本市のシンボル熊本城。本格的な復旧工事を待つ天守閣は、地震から10カ月が経ち、屋根の瓦は、ほとんどが落下していた。

 阿蘇神社(阿蘇市)は、倒壊した国重要文化財の楼門が、風雨から守る「素屋根」で覆われていた。拝殿は、完全に撤去され、基礎のみが残っていた。(森下東樹)