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 プロ野球阪神の秋山拓巳は身長188センチ、体重97キロ。巨漢なのに、その体の力をなかなかボールに伝えられないのが、悩ましい課題だった。

 沖縄・宜野座キャンプには、今までと違う右腕の姿がある。16日の韓国チームとの練習試合に三回から登板した。2死から角度のある144キロで見逃し三振を奪った。四回には146キロを計測。力感のある投球でアウトを重ね、予定より長い4イニングを投げた。被安打1で無失点。

 愛媛・西条高出身。1年目の2010年に4勝を挙げたが、その後の6年間は計2勝。変化球に頼りすぎたり、制球を気にしすぎたり。迷う姿が目立った。

 今キャンプでは、「一番はフォームのことを考えなくなった。動きを気にせず打者に向かっていける」という。昨年、中継ぎでヒントをつかみ、そのフォームを自分のものにしつつあるようだ。

 背番号が27から46に変わった。今季が8年目。4月には26歳になる。「とにかく開幕ローテーションに入り、1年間、戦い抜く」。きっぱりと言った。毎年のようにこの時期は先発5、6番手の候補に挙がる。誰もが認める大器。いつまでも、候補に甘んじるわけにはいかない。=宜野座(竹田竜世)

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