[PR]

 中国電力は16日、島根原発2号機(松江市)=定期検査で停止中=の原子炉圧力容器内の設備で、長さ約55センチのひびが見つかったと発表した。周辺への放射能の影響はないという。

 中国電によると、ひびが見つかったのは圧力容器内のドーナツ形の設備で、核燃料などを収納する「シュラウド」を固定している。2号機建設時に作業員が容器内を移動するために穴(直径約50センチ)を開け、営業運転前に金属製のカバーでふたをした。ふたの溶接部分にひびがあったという。原因を調べている。

 運転開始から30年後までに必要な検査のために、燃料棒は原子炉から抜かれていた。水中カメラで容器内を点検していて発見したという。