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 オフィス通販最大手「アスクル」の物流倉庫(埼玉県三芳町)で16日発生した火災で、原則翌日には届く法人向けオフィス用品通販「アスクル」、個人向け通販「ロハコ」で、東日本を中心に一部の地域で配送の遅れが出ている。通常の配送体制に戻るめどは見通せないという。

 火災のあった倉庫は、「アスクル」では埼玉、山梨、長野、群馬、栃木の5県、「ロハコ」で北海道から愛知まで19道都県への配送の拠点だった。火災後に一時、各エリアからの注文の受け付けを中止したが、16日午後6時に再開した。

 ただ、「アスクル」では、5県の一部地域で通常より1日、「ロハコ」でも1~2日、配送が遅れている状態だという。アスクル広報は、「まだ倉庫の中が確認できず、復旧のめどが立たない」と話す。当面は横浜市にある倉庫からの配送に切り替えて対応する。

 火災は16日午前9時ごろ発生。アスクルによると、17日夕までに鎮火せず、重機で壁を壊して消火に当たるという。これまでに3階建て倉庫(延べ約7万2千平方メートル)の2、3階部分、約1万5千平方メートルが焼けた。男性従業員2人が煙を吸って入院していたが、17日午前には退院した。