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 つくばエクスプレス(TX)を運行する首都圏新都市鉄道は17日、20代の男性乗務員がJRで50~60回の不正乗車をしたとして、同日付で諭旨解雇の懲戒処分にしたと発表した。乗務員は「友人との交際費などがかさみ、やってしまった」と話しているという。

 同社によると、乗務員は2015年4月ごろから月2、3回、休日にJR車両の撮影に出かける際、東京近郊のJR線で不正乗車を繰り返した。2枚の交通系ICカードを使用。目的地の手前の駅でいったん列車から降り、駅員の隙をみて、改札の内側から手を伸ばし、別のカードに入場を記録するなどの方法で乗車区間を短く見せかけていた。TXの駅での不正や、同社駅員の関与は確認されていないという。

 1月中旬にJR北千住駅の駅員が不審に思い、発覚した。首都圏新都市鉄道は「一社会人として、鉄道事業にたずさわる者としてあるまじき行為。おわび申し上げる」としている。