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 南スーダンの国連平和維持活動(PKO)をめぐる稲田朋美防衛相の発言を受け、東京・永田町の国会前で17日夜、陸上自衛隊のPKO派遣に反対する市民らが抗議活動を展開した。稲田防衛相の辞任を求めるプラカードを手にした参加者ら数百人が集まった。

 「安保関連法に反対するママの会」の西郷南海子(みなこ)さん(29)=京都市=はマイクを手に「稲田防衛相は(南スーダンでの)『戦闘』を『衝突』と言い換えれば、憲法の縛りにひっかからないと考えた。自衛隊員を馬鹿にしないで」と批判。「憲法を守らせる力はどこにあるのか」と訴えた。

 稲田防衛相は8日の衆院予算委員会で「憲法9条上の問題になる言葉は使うべきではないことから『武力衝突』という言葉を使っている」などと答弁。この発言に反発した市民らがツイッターで抗議活動を呼びかけ、10日夜に続いて2回目の抗議となった。今後も稲田防衛相の辞任を求め、毎週金曜夜に国会前で抗議を続けるという。(佐藤恵子)