【動画】ボランティアによる竹林整備デーが50回目を迎える=稲田博一撮影
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 長南町を中心に竹林整備活動をしているNPO法人「竹もりの里」が18日、50回目の「竹林整備デー」を開いた。ボランティアに集まってもらい月1回のペースで続けてきた。この日は長柄町鴇谷(とうや)の竹林で、約20人が参加して、不要な竹を切り、竹炭にするまでの作業をした。

 竹もりの里は、代表の鹿嶋與一さん(68)が房総半島の放置竹林をなんとかしようと、2010年に立ち上げた。タケノコから、竹炭・木炭や竹のエクステリア、土壌改良材になる竹チップ、竹炭を作る装置までを販売して、竹林整備で起業しようとしている。

 竹林整備デーは活動の基本。長年放置されている竹林に入り、枯れた竹や不要な竹を切り、それを短く切って竹林から搬出し、近くで可搬式炭化炉を使って竹炭にする。このうち、最も大変なのが搬出作業。この日も真下に下ろすと、民家があるため、いったんは尾根まであげて、そこから再度、集積場まで下ろす手間のかかる作業をした。

 竹林の整備は、手間ばかりかかって、あまりもうけにならない。それが、放置竹林が増える一因。竹もりの里の取り組みについて、鹿嶋さんは「切った竹を自分たちで竹炭にして売ることで、ようやく少しずつ光が見えてきた」と話す。

 炭化器などの問い合わせは竹もりの里(0475・47・4348)へ。