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 三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下の関西アーバン銀行(大阪市、東証1部上場)、みなと銀行(神戸市、同)と、りそなホールディングス(HD)傘下の近畿大阪銀行(大阪市)の地方銀行3行が、経営統合を検討していることが、20日わかった。共同持ち株会社の下に3行がぶら下がることなどが検討されている。

 三井住友FGは三井住友銀行などを通じて、関西アーバン銀の株式の約60%、みなと銀の株式の約46%を保有する(議決権ベース)。りそなHDは近畿大阪銀の株式の100%を保有する。

 実現すれば、関西が地盤の地銀3行が、親会社の大手金融グループの枠を超えて統合することになる。地銀の経営環境は日本銀行のマイナス金利政策で厳しさを増しており、統合で経営基盤を強化する。

 関西アーバン銀行

 1922年創立の関西相互銀行が前身。その後関西銀行となり、住友銀行(現・三井住友フィナンシャルグループ)傘下に。2004年に関西さわやか銀行と合併して関西アーバン銀行に。10年にびわこ銀行と合併。大阪、滋賀などに138店。連結総資産は4兆5187億円、従業員数2698人(16年9月末)。

 みなと銀行

 1949年創立の阪神相互銀行が前身。その後阪神銀行となり、99年にみどり銀行と合併してみなと銀行に。2000年にさくら銀行(現・三井住友FG)傘下に。兵庫地盤で105店。連結総資産は3兆5103億円、従業員数2501人(16年9月末)。

 近畿大阪銀行

 1942年創立の近畿銀行と50年創立の大阪銀行が前身。99年に大和銀行(現・りそなホールディングス)と近畿銀、大阪銀が提携し、00年に近畿銀、大阪銀が合併して近畿大阪銀行に。大阪を中心に120店、従業員数2127人(16年3月末)。連結総資産は3兆5809億円(同9月末)。