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 欧州連合(EU)は20日のユーロ圏財務相会合で、財政不安を抱えるギリシャに追加融資する前に、税制や年金制度などで追加改革を求める方針を決めた。近くEUや国際通貨基金(IMF)などでつくる審査チームを派遣し、ギリシャ政府と協議する。

 7月に多額の借金返済を迎えるギリシャは、EU側からの追加融資が必要。ただ、融資の前提となる改革状況の審査で、支援するEUとIMFとの間で溝があり、調整が難航していた。

 この日のユーロ圏財務相会合では、ギリシャがEU側と合意した財政目標の達成に向け、財政健全化を進めていると評価。ただ、改革の効果に慎重な見方を示すIMFの求めに応じ、経済成長を促すための追加改革を求める方針で一致した。具体的には、一部に偏る所得税負担を幅広い層に分散する税制改革などが対象になる見通し。追加融資の実行には時間がかかる可能性もある。(ロンドン=寺西和男)

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