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 バングラデシュの経済学者でノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌスさんを迎えて、社会的な課題をビジネスで解決する方法を考えるシンポジウム「ソーシャル・ビジネスで未来をつくろう」(朝日新聞社、九州大学主催)が21日、東京都内で開かれた。小池百合子都知事も参加し、議論を交わした。

 ユヌスさんは、貧困層の自立支援を目的に無担保の少額融資を行うグラミン銀行を設立。2006年にノーベル平和賞を受賞した。この日のパネル討論では、「若者とともに定年退職者にも創造力がある。ない仕事は自分でつくればいい。失業や貧困の解決を目的とした起業家を目指してほしい」と呼びかけた。

 一方、小池知事は障害者就労の場を例に挙げ、「仲介を含め、ソーシャル・ビジネスを始めようとする人を応援していきたい」と応じた。

 シンポジウムではまた、九州大の研究成果が紹介され、科学技術を社会課題の解決に役立てる方法についても議論された。