【動画】今は男性しかいない宝蔵院流槍術の稽古=浜田綾撮影
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 16世紀に興福寺の僧が興した「宝蔵院流槍術(そうじゅつ)」が、初めて女性の入門を受け入れる。長さ約250センチの槍(やり)を使うこの伝統武道は江戸期に門弟4千人を超えたことがあり、吉川英治の「宮本武蔵」や井上雄彦の「バガボンド」にも登場する。

 奈良市のならでん武道場に「ヤア」「エイ」と掛け声が響く。青い道着姿の20~70代の22人がそれぞれ素(す)槍と、先が十字になった鎌槍を手に型の習得に励む。外国人も数人いるが、全員が男性だ。

 女性は習えないんですか―。ここ10年、そんな問い合わせが年に数件寄せられていた。だが、創立時から門弟はずっと男性だけ。これまで「高校生以上の男性」を条件にしてきた。

 だが、第21世宗家の一箭(い…

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