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 小豆島で、高級珍味「ほしこ」作りが最盛期を迎えている、中塚正春撮影。ほしこはひも状のナマコの卵巣をつるして天日干ししたもので、「くちこ」とも呼ばれる。1枚を作るのに40匹ほどのナマコが必要という。

 小豆島町草壁本町にある内海水産では、地元の漁師から買い受けたナマコを3日以上かけて砂抜きさせ、卵巣を取り出し、海水で洗って縄に干す。400キロのナマコから採れる卵巣は800グラムほどという貴重品。潟元一年さん(37)は「2月から海がしけて漁に出られなかった。今年の生産量は例年の半分以下になりそうだ」と話す。

 ほしこ作りは今月末まで続き、主に東京や関西方面に出荷される。