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 徳島県や同県鳴門市などでつくる「コウノトリ定着推進連絡協議会」は22日、市内で営巣する国の特別天然記念物・コウノトリが産卵したとみられると発表した。昨年も同じペアが産卵したが、カラスに襲われ繁殖に失敗。ヒナが生まれれば、兵庫県豊岡市一帯以外で野外繁殖する初のケースになる。

 豊岡市生まれのオス(5歳)と隣接する朝来市生まれのメス(3歳)のペアは、2015年2月ごろから鳴門市に飛来。今年は1月下旬に電柱に巣を作り始めた。巣に伏せる時間が長くなったため、協議会が今月16~21日、調査を行ったところ、調査時間の半分は巣に伏せていたうえ、卵をくちばしで転がすような行動が見られたことから、兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園の専門家が産卵したと推定した。