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 中国・遼寧省の2016年の域内総生産(GDP)の成長率が前年比マイナス2・5%だったと、中国国家統計局が22日、インターネット上で公開した。同省は中国でも景気減速が最も深刻とされ、全国31の省・直轄市・自治区で唯一、マイナス成長を記録した。

 遼寧省は鉄鋼などの重工業が盛んで、計画経済時代から中国の経済発展をリードしてきた。しかし近年は、非効率性が指摘されている国営企業の整理が進まない一方、民間の投資は伸び悩み、景気は急減速。14年まで6年連続で全国7位だったGDPが、15年に10位、16年に14位と急落した。

 遼寧省では今年1月、11~14年の地方政府の財政収入などのデータが水増しされていたことが明らかになり、同時期以降のGDPにも影響した可能性も指摘されている。(瀋陽=平賀拓哉)

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