天皇、皇后両陛下は5日午後、ベトナムでの日程を終え、中部フエ発の政府専用機でタイ・バンコクのドンムアン空港に到着した。

 両陛下は昨年10月に亡くなったプミポン前国王の弔問をするために王宮を訪れ、遺体が安置された祭壇前で供花をし、深々と拝礼した。続いて弔意を示す記帳をした。陛下は黒色のスーツに黒ネクタイ。皇后さまは黒の和服姿だった。

 その後、アンバラ・ビラ宮殿でワチラロンコン国王と会見し、弔意を伝えた。両陛下と国王の3人だけで、通訳などを入れずに親しく会話したという。宿舎到着時にはシリントン王女が出迎え、両陛下の移動には前国王が使っていたロールスロイスを提供するなど、タイ側の手厚いもてなしぶりが目立った。

 タイ王室と皇室の縁は深い。天皇、皇后両陛下は1964年にタイを初訪問。91年には即位後初の外国訪問先として、2006年には国王即位60年式典で訪れた。

 一方、プミポン前国王夫妻は63年に国賓として来日。89年の昭和天皇の大喪の礼、翌90年の即位の礼には皇太子だったワチラロンコン国王が出席した。

 皇太子さまをはじめ皇族方もた…

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