広島大は、入試の受験者が英検やTOEFLなど外部の英語検定で一定の基準を満たす場合、大学入試センター試験の外国語(英語)を満点とみなす新たな制度を導入する。センター試験を課す全学部の一般、AO、推薦入試で2019年度入試から新制度を採り入れる予定。英語を意欲的に学ぶ生徒を集め、国際的に活躍する人材育成につなげたいという。

 広大によると、言語能力を6段階で示す国際的な指標「CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)」で上位3段階(「B2」以上)に相当する英語検定の成績を収めている場合、出願時に証明書類を添付すれば、英語の筆記、リスニングの得点を満点とみなす。対象の英語検定は8種類。英検であれば準1級以上、TOEFLiBTは72点以上が条件だ。ほかにGTECやIELTS、TOEICなども対象とする。

 広大ではこれまで、AO入試で英語検定の成績による加点を行っていた。担当者は「全学部で英語検定の成績を活用する国立の総合大学は珍しい」としている。問い合わせは、広大教育室教育部(082・424・6171)。(清水康志)