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 米トランプ政権は22日、中東・アフリカ7カ国からの入国を一時禁止した大統領令に代わる新たな大統領令の発出を先送りすることを決めた。AP通信などが伝えた。トランプ大統領は今週内に出す方針を示していたが、法的問題などがないようにするため、時間がかかっているとみられる。

 1月27日に出された大統領令は、難民とシリアやイラン、ソマリアなど7カ国の国民が対象だった。ワシントン州などから無効を求める提訴があり、連邦地裁が主要部分の効力を停止。第9控訴裁もこの決定を維持した。

 新たな大統領令について、ケリー国土安全保障長官は「より厳格で、合理的なものを準備している」と発言。永住権を持った人を入国禁止の対象外にするとしている。(ワシントン=高野裕介)