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 生命保険料の値上げが相次いでいる。明治安田生命保険と住友生命保険は23日、毎月支払い型について、4月以降の契約分から値上げすると発表した。個人年金や学資、終身など貯蓄性の保険が対象。日本銀行のマイナス金利政策の影響で運用利回りが下がっており、保険金を払うために必要な原資を確保するためだ。すでに契約している保険料は変わらない。

 例えば明治安田の学資保険を30歳で契約すると、毎月の保険料が9・7%上がる。計300万円を受け取る場合、保険料は約1万6千円となり月1500円ほど負担が増す。終身保険も50歳男性が契約すれば9・8%、女性は13・8%値上がりする。住友生命の個人年金保険を30歳で契約する場合は、男性なら17%、女性なら16・5%増える。

 生保各社は、長期金利をもとに計算する「標準利率」に上乗せして契約者に約束する「予定利率」を決めている。会計上、予定利率から標準利率を引いた一定割合を積み立てなければならない。標準利率が4月に1・00%から0・25%へ下がるため、各社は予定利率も下げて財務負担が増えないようにしている。(真海喬生)